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湿気に強いすのこベッド
湿っぽい日本の夏。部屋の隅などに知らない間にカビが生えたりしたことはありませんか?
夏だけではありません。空気が乾燥するからと、加湿器を使っていると、思いもかけないところにカビが生えたりすることがあります。
水分の塊ともいうべき人が毎日横になるベッドは、特に注意が必要なポイントです。
そんな状況に強い、通気性とカビの生えにくさを重視して作られたのがすのこベッド。
もちろん、板と板の隙間から水分が抜けるといっても「絶対にカビが生えない」ということはありませんが、普通のベッドに比べると、通気性を重視している分、とても湿気に強いと言えます。
寝具を選ばないすのこベッド
普通のベッドは基本的にはマットレスが前提のものが多いですね。敷板に布団を敷いて寝ることはもちろん可能ですが、水分の逃げ場がないので、毎日ちゃんと上げてやらないと、カビの餌食となってしまいます。
その点、すのこベッドは、すのこの名の通り、敷板に隙間が設けられていて、そこから、布団下面の水分を効率的に逃がしてくれます。もちろん、普通のベッドのようにマットレスを敷いても、何の問題もありません。
言い方を変えると、「布団を敷いて寝るためのベッド」なのかもしれませんね。
もちろん手入れを怠ればカビが生えてしまうことはありますので、過信は禁物ですが、普通のベッドに布団を敷くのとは、雲泥の差です。
おすすめすのこベッド
このようにメリットの多いすのこベッドですが、通気性が高いだけでなく、オシャレな製品が多く作られています。ここでは、おすすめの製品を3つほど紹介します。
欧風で厚手の板を使用したすのこベッド
・カレヴァ
天然木を使用した、オシャレなすのこベッドです。すのこベッドと言うと、天板だけがすのこになっているものが多いですが、これは、ベッド自体がマットレスを乗せる台のようになっていて、ちょっと独特の雰囲気があります。価格がお手頃なのも魅力です。
機能性と高級感のあるすのこベッド
・メーヴェ
オシャレな雰囲気と高品質、一枚板をくりぬいたような凝った造りのヘッドボードが目を引きますが、これもすのこベッドです。
モダンなデザインと、布団干しができる機能を備えたすのこベッド
・アチソン
こちらはモダンな雰囲気のベッドですが、天板が可動式になっていて、そのまま布団干しができるというすぐれもの。
まとめ
やはり、湿度の高い日本では、防湿・防カビは重要な要素となりますが、その明確な対策が形となっているすのこベッドは、そういうことが気になっている方にとっては非常に有用な選択肢であると言えるでしょう。
それに、オシャレなイメージを前面に打ち出した製品が多いので、「かわいいベッドを選んだら、すのこベッドだった」ということもおおいに有り得ます。
天板に隙間が多いので、製品によってはきしみ音がしやすいという欠点もありますが、普通に使う分にはそんなに気にならないでしょう。
部屋に湿気が多いと感じている方には、ぜひ使ってみていただきたいベッドです。