ロフトベッドは、ベッド面の下を有効に活用できるという点で、非常に有用なベッドです。
部屋に十分な広さがない場合、いろいろな家具を置いて、ベッドも置いたら、それだけで一杯になってしまいます。
そのような場合に、ロフトベッドは検討の価値がある選択肢となります。
ここでは、ロフトベッドの有効な活用方法について見て行こうと思います。
ベッドの下が机に!子供部屋とロフトベッド
ロフトベッドと聞いて思いつく、一番ポピュラーな使い方がこれではないでしょうか。
ロフトベッドの下段に机と棚があり、子供の部屋に必要なものはほとんどここに収めることができるので、非常にコンパクトで機能的であると言えます。
子供部屋に置く家具として大きいものと言えば勉強机とベッドですが、これなら、多少狭い部屋でも、スペースを有効に活用できます。
ロフトベッド下には好みの机を置くことで、お気に入りの空間を作り上げることが可能です。また、製品によっては、ベッドの幅分の板条の机が取り付けられているものもあり、普通に机を買うよりもかなり広くなっています。
兄弟がいる場合には隣り合って使うことができ、兄弟の接点がより多くなる点も見逃せません。
大容量の収納庫としてロフトベッドを使う
ロフトベッド下の空間を、まるまる収納スペースにしてしまおうという発想がこれ。
大人が何人も入れるような空間がすべて収納に使えるわけですから、この効果は計り知れません。
また、収納だけでなく、クローゼットのように服を吊るせるタイプもあります。
服の収納は、人にもよりますが、部屋に備え付けのクローゼットだけでは足りないことが多く、洋服タンスは嵩張る割に入る量が限られます。
その点、ロフトベッド下は幅のある空間をそのまま使えるため、何列かに分けて吊るすと、相当な量の衣類が収納できます。
また、小柄な女性ならそのまま入れるくらいの高さがあるので、ウォークインクローゼットのように使えます。
こういうタイプは収納スペースを覆うカーテンがついていることが多く、中にいろいろ入れているのに、スッキリした外観となり、部屋の雰囲気を損ねません。
ソファーを置いて、ベッド下をくつろぎの空間に
ロフトベッドの下にソファーとライトとちょっとした本棚なんかを置くと、くつろぎのスペースが生まれます。この適度な囲まれ感が意外にちょうどいいのです。
ロフトベッドの下なので、周囲をカーテンで覆ったり、上から何かを吊るしたりすることも容易で、手軽に自分好みの空間にすることができます。
まとめ
二段ベッドと異なり、下段部分を自由に使えるのがロフトベッドの魅力です。
その、ベッドサイズの空間にいろいろなものを収めてしまうことができるので、部屋を広く使うことができます。
反面、当然ながら寝る場所は上段ベッドに限られるので、眠いときに昇り降りが不便、エアコンの効果を受けにくい、といったデメリットもあります。
ただ、そういったデメリットを差し引いても、部屋の面積を有効活用できるメリットのほうが大きいので、「狭い部屋にモノがたくさんあるなぁ・・・」と思っている方には、ぜひ検討していただきたいです。