暑い時期、少しでも心地よく眠りたいものですが、どんなベッドならそれができるのでしょうか。
おすすめは、すのこタイプのローベッド。
こういったベッドは、通気性がいいためカビが発生しにくく、ベッド高が程よく低いため夏場の冷房により下にたまった冷たい空気の範囲に寝られるので、空調の恩恵を受けやすいと言えます。
また、部屋に対する圧迫感がないため、部屋が広く感じるというメリットがあります。
下に物を置いたりできない代わりに、そのすっきりしたフォルムでオシャレなイメージのベッドが多いカテゴリです。
目次
ローベッドとフロアベッドは同じではない
同列に語られることが多いフロアベッドとローベッドですが、同じように背が低くてオシャレでも、これらは決して同じものではありません。
その一番の違いは、脚の構造にあります。
「ローベッド」は、一般的に天板もしくはベッドフレームを脚で支えるタイプ、「フロアベッド」は、枠板のフレームがそのまま床に達しているタイプです。
この違いは、ベッドフレーム自体の通気性の差となって現れます。
四角い枠が床まで届いているフロアベッドより、ベッドフレームを脚で支えるローベッドのほうが、ベッド下の通気性については大きくアドバンテージがあります。
すのこタイプの天板と組み合わせることでさらに性能アップ
ベッド下の通気性に加えて、天板にも通気性を持たせたのが、いわゆるすのこベッドです。
布団やマットレスを置く天板にスリットが設けてあり、人間の身体が布団やマットレスに出す水分を、溜めることなく放出してくれます。
夏のベッドや布団、マットレスの大敵はやはりカビ。
背が低く、ベッド下にも天板にも通気性を備えた「すのこタイプのローベッド」は、カビの対策として非常に優秀なベッドなのです。
おすすめの「すのこタイプのローベッド」
チュース
ウォルナット調の材料を使用した、デザイン性に優れたローベッド。
どんな部屋にもよく馴染む、人気のあるベッドです。
木目が美しいステージレイアウトで、お部屋の雰囲気が変わります。
ピエニ
明るいカラーの天然木で作られた、とてもオシャレなローベッド。
サイズのラインナップがセミシングルとシングルのみとなっており、また、そのイメージから、女性に人気のベッドです。
脚の長さを8、15、20cmから選べる(8、15cmは別売り)ので、普通のベッドのようにすることも、完全なロースタイルにすることもできる優れモノです。
レイスター
スマートで飽きのこない、高級感漂うフレーム型のすのこベッドです。
すのこ部分には天然木を使用しており、脚タイプなので通気性もしっかり確保されています。
秀逸なデザインで人気の高いベッドです。
ロイヤルステージ
幅広いサイズ寄りのラインナップとなっており、フレーム幅はセミダブル、ダブル、クイーンが用意されています。
これに、セミシングル~クイーンサイズまで幅広く用意されたマットレスを組み合わせて、いろいろなレイアウトにすることが可能です。
まとめ
特に湿度と温度が高い夏場に関して言えば、背が低くて通気性のいいベッドは非常に優秀です。
カビは、一度生えてしまうと、完全に取り除くのが非常に困難なので、予防できるならそれに越したことはないのです。
また、オシャレな雰囲気を作るのにも有用です。
ここでご紹介したもの以外にも多数の製品がラインナップされていますので、ぜひ、お気に入りの一台を見つけてください。